皆さん、お疲れ様です!
今回の記事では、国家公務員、地方公務員のボーナス支給額について解説します!
何か月分支給されるの?
このような疑問にもお答えしたいと思います。
ぜひ、最後まで読んでください。
2023年ボーナスの支給月数は?
ボーナス支給額が気になっている人も多いと思います。そんなこと書いている私が一番気にしているのかも。笑
結論から書きますと、2023年夏のボーナスは2.2ヶ月です。
内訳は、期末手当1.2ヶ月、勤勉手当1.0ヶ月となっています。この内訳については後で解説します。
この数字は、令和4年8月の人事院の給与勧告により公表されました(下図に抜粋)。
公務員のボーナスは、国の機関である「人事院」が、民間企業(従業員数が50人以上いる事業所)の給与やボーナス状況を調査した結果をもとに決定されています。
地方公務員のボーナス月数は、基本的には国家公務員の月数と同じです。
ちなみに、2023年冬のボーナスは、2023年8月の人事院勧告で最終的に決まるため、冬のボーナスで差額調整がなされます。
今のところの予想では、昨年同様、0.1ヶ月引き上げられ、2.3ヶ月(年合計4.5ヶ月)になるのではと言われています。あくまで参考程度にしてください!
3月に春のボーナスが支給される地方自治体もあるようです。その自治体では、引き上げ分は冬ではなく春のボーナスに加算されます。
ボーナスの支給日は?
2023年のボーナス支給日は、下記のとおりです。
楽しみに待ちましょう!
ボーナスの仕組みについて
①期末手当と勤勉手当
公務員のボーナスの内訳を見ると、期末手当と勤勉手当というものがあります。
この内、期末手当とは、基本的に真面目に働いていれば貰える半年分のボーナスです。
期間内を休職中であったり、勤務態度等にかなりの問題があればカットされる可能性がありますが、普通に働いていればカットされることはありません。
一方、勤勉手当とは、普段の仕事への勤務態度や成果が評価され、多少金額に差が出るものとなっています。
期末手当: 普通に働いていれば貰える半年分のボーナス
勤勉手当: 普段の仕事への勤務態度や成果が評価される半年分のボーナス
②期末手当の算出方法
期末手当の算出式は、下記のとおりです。
[(給料+扶養手当+地域手当)+{(給料+地域手当)× 職務段階別加算割合}+{給料×管理職加算割合}]× 支給月数 × 期間率
簡単に言うと、「毎月の給与額(扶養手当も含む)に、職域分を加算した金額」に対して、支給月数と、勤務日数に応じた支給割合を乗じて計算されます。
③勤勉手当の算出方法
勤勉手当の算出式は、下記のとおりです。
[(給料+地域手当)+{(給料+地域手当)× 職務段階別加算割合}+{給料×管理職加算割合}]× 成績率 × 期間率
期末手当には扶養手当も含まれますが、勤勉手当には、地域手当以外の手当は含まれません。ここは注意しておきましょう。
④簡単に用語解説
職務段階別加算割合とは
職務段階別加算割合とは、
役職ごとの職責に応じて定められた加算率です(職級に応じて決定)
管理職加算割合とは
管理職加算割合とは、
職務が課長以上の場合に加算される加算率です
支給月数とは
支給月数とは、
毎年人事院勧告で公表される、支給のベースになる数値です
期間率とは
期間率とは、
支給対象の6カ月間の間で、その職員が勤務した日数における支給割合です
成績率とは
勤勉手当では、勤務態度や成績に応じて評価され、支給月数に反映されます。
その変化した割合のことを、「変化率」といいます。
評価されるかどうかは上司の判断になりますが、頑張った分がボーナスに反映されるのは嬉しいですね。
各自治体によって成績の区分や割合が異なります。職場の評価方法をチェックしておきましょう!
まとめ
今回の記事では、公務員のボーナスについて解説しました。最後まで読んでいただきありがとうございます。
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